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新卒採用好調の裏で「若年無業者」が増加。不登校経験者のうち、実に37.3%が若年無業者を経験し、若年層における無業者比率は過去最高水準に

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  • 太田 聰一 慶応義塾大学経済学部教授

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(写真:mits/PIXTA)

就職を目指す若者にとって今は圧倒的な売り手市場だ。

文部科学省と厚生労働省による2025年春大卒予定者についての調査では、2月1日時点の就職内定率は92.6%、1999年度の調査開始以来の最高水準となった。新卒採用が売り手市場であるのみならず、若者の完全失業率も低水準を維持、若者の雇用については何も問題がないようにみえる。

しかし、だ。若年無業者のデータをつぶさに調べると、別の側面が浮かび上がってくる。

若年無業者の増加

本稿では15〜34歳の非労働力人口(無職で仕事を探してもいない人)のうち、家事も通学もしていない若者に注目したい。こうした人々はニートと呼ばれることが多いが、これは「働きたくない若者」のイメージが強い言葉であり、ここでは「若年無業者」と呼ぶことにしたい。

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