解き終わってから"ほったらかし"にしてない?東大に受かる生徒は「ここが違う!」志望校合格の可能性が上がる勉強法

✎ 1〜 ✎ 180 ✎ 181 ✎ 182 ✎ 183
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

「考えることを考える」。これは非常に深い言葉だと感じます。

問題を解き終わって、「解けた」「解けなかった」で一喜一憂するのは普通のことです。

この連載の一覧はこちら

でも、今日その問題が解けたからといって明日も覚えているとは限らないし、ちょっと形が変わった時に解けなくなってしまうかもしれない。

だからこそ、その問題についてしっかり「考える」時間が必要なのです。

問題を解き終わってからどんなことを考える?

・今回、自分はなぜこの問題が解けたのか?(解けなかったのか?)

・なぜこんな問題が出題されたのか?どんな能力を測るために、この問題は出題されているのか?

・今度同じような問題がテストで出題されるとしたら、どのようなアレンジが加えられる可能性があるのか?

このように「考えることを考える」時間を取っている受験生は、志望校の合格の可能性が上がると考えられます。

タイムパフォーマンス・コストパフォーマンスを重視する現代において、「解いた問題について考える」時間を取る受験生はまれかもしれません。

でも、東大理3に合格した人はきちんと考える時間を重視しているというのは、示唆的であると感じます。ぜひ参考にしてみてください。

受験勉強や、子どもへの教育など、西岡壱誠さんへの質問を募集しています。こちらの応募フォームからご応募ください。
西岡 壱誠 現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

にしおか いっせい / Issei Nishioka

1996年生まれ。偏差値35から東大を目指すも、現役・一浪と、2年連続で不合格。崖っぷちの状況で開発した「独学術」で偏差値70、東大模試で全国4位になり、東大合格を果たす。

そのノウハウを全国の学生や学校の教師たちに伝えるため、2020年に株式会社カルペ・ディエムを設立。全国の高校で高校生に思考法・勉強法を教えているほか、教師には指導法のコンサルティングを行っている。また、YouTubeチャンネル「スマホ学園」を運営、約1万人の登録者に勉強の楽しさを伝えている。

著書『東大読書』『東大作文』『東大思考』『東大独学』(いずれも東洋経済新報社)はシリーズ累計40万部のベストセラーになった。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事