藤田ニコル、眉メイクの流行を取り入れるだけでも…美容マニアが伝授する「垢抜ける」秘訣

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「テレビに出始めた頃は、自分らしさに特化し過ぎていたので、すごく驚かれたんです。チークが濃過ぎて『殴られたみたい』と言われたり、いろいろなことを言われた結果、もっと自分に向き合ってメイクするようになりました。映像で自分がどう見えるか考えたりしながら、引き算ができるようになりましたね。スマホのノーマルカメラを使って、自分を客観的に見るようにしています。

もう1つ、心がけているのは清潔感です。意識してメイクするだけで、マスカラのダマやファンデーションのムラなどに気をつけるようになります。清潔感のあるメイクは垢抜けにもつながる重要ポイントだと思います」

自分を客観視しながらも個性を大切にするためには、「自分の顔の長所を見つけることが大切」だという。

「私の場合は、大きめの唇や、まつ毛が長いところがチャームポイントなので、そこを生かすメイクをすると自分らしさが出ると思っています。自分の顔と向き合って、『こうしたらもっとかわいくなれるかな』と考えている時間が楽しいんです。もちろん失敗する日もあるけど、『これは私には似合わないんだ』という気づきになるので、すごくうれしいですね」

頑張っている人を応援できる世の中になってほしい

さらに、垢抜けるのに必要なのは「自信を持つこと」だという。藤田さんは自分を好きでいるために、「人の悪口は絶対に言わない」と決めている。

私が垢抜けた82の方法
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「人のよいところに目を向けるほうが自分の内面もよくなるし、悪口を言うと心が乱れるし人相に出てしまうと思うんです。だからSNSでも、直接人と話す時も、悪口は絶対に言いません。悪口が始まりそうな負の空気を感じたら逃げちゃいますね。そうしたら友達は本当に信頼できる数少ない人達だけになりました。自分に正直にいることを心がけて生きています」

最後に、3月に上梓した『私が垢抜けた82の方法』に込めた思いについて聞いた。

「SNS時代なので、人のことを審査したり、自分のかわいいの基準を押し付けたり、見た目に関していろいろなことを言われると思うんです。でも、かわいくなろうとする人達の足を引っ張るんじゃなくて、応援してほしいなと思います。『頑張ってるね!』とプラスの言葉だけを伝え合えたら、ハッピーなんじゃないでしょうか。そういう世の中になってほしいですね」

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都田ミツコ 編集者・ライター

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とだ みつこ / Mitsuko Toda

1982年生まれ。編集者・ライター。編集プロダクションでの勤務を経て、フリーランスに。

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