藤田ニコル、眉メイクの流行を取り入れるだけでも…美容マニアが伝授する「垢抜ける」秘訣
「私の周りには芯が強くて、自分の考えをしっかり周りに伝えながらお仕事で活躍されている年上の女性が多いんです。かっこいいし、自分もそうありたいなと思いますね。ファッション的には、年齢を重ねたからといって自分を押し殺すのではなくて、自分の“好き”を取り入れている方はすてきだなと思います。
ただ、いざという時は甘えることも必要かなと思っているんです。つらい時は、抱え込み過ぎてしまうと自分で自分を苦しめてしまう気がするので。今も母に相談したり、夫に弱音を吐いたりしているので、いざという時に頼れる人がいる環境を今から作っていきたいです」
2021年にアパレルブランド「CALNAMUR(カルナムール)」のディレクションをスタートし、2023年にパーソナルジム「sui」を開業した藤田さん。今後はどんなキャリアプランを立てているのか。
「20代、30代と、年代に合ったお仕事の仕方をしていきたいです。次のステージに進まなければいけないと思って『ViVi』の卒業を決めましたが、モデルのお仕事は大好きなので続けていきたいですね。テレビのお仕事は、いつ呼ばれなくなるかわからないと思っているので、経営のお勉強をしてパーソナルジムを起業しました。自分の足で進んでいくための下準備をしているところです」

経営について、最初はビジネスメールの送り方もわからなかったというが、知り合いの経営者の元で基礎から経営を学んだ。
「芸能活動しかやってこなかったので、ビジネスマナーも、社員をどうやって雇うのかもまったくわからなかったんです。ネットで調べてもわからなかったので、経営者の方に直接教えていただきました。自分がわからない分野で起業するのはよくないと思ったので、まずは私自身がやっているトレーニングができるパーソナルジムをやってみることにしました。
起業したことで、社員を雇うことの大変さがわかりました。『社会保険料ってこんなに払うんだ!』とか(笑)。小さなことからたくさん勉強させてもらっています。社員さんにお話しするときはよいところをほめるようにしたり、人との向き合い方を考えながら接しています。その部分では、芸能のお仕事で沢山の人と関わってきたことが役立っていると思います」
パーソナルジムの開業から2年経つが、当面は新しい事業は増やさず、今ある軸を成長させていくことに時間を注いでいく。
「チーク濃すぎ!」指摘から得た学び
『私が垢抜けた82の方法』(講談社)では、藤田さんのメイクやスキンケア法だけでなく、メンタル面や考え方が明かされている。藤田さんがメイクをする時に意識しているのは、自分らしさと客観性のバランスだという。
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