「辛口だけど的確!」粗品の直言が心に刺さる理由 毒舌イメージとは裏腹に周囲は人柄を褒め称える

霜降り明星の粗品が、3月2日に放送された「ytv漫才新人賞決定戦」で審査員を務めたことが話題になっている。初めてお笑いコンテストの審査員を任された彼は、落ち着いた態度で堂々と審査を行っていた。
ほかの審査員に比べると、点数は全体的に低めだったが、自分なりのしっかりした基準で採点をしているのが伝わってくるため、その点で批判されることはなかった。
コメントを求められるたびに、良かったところと物足りなかったところを具体的に説明したうえで、どこをどう改善すればいいのかということまで語ってみせた。初めての審査とは思えないほど自信満々に鋭いコメントを連発していた。
芸人たちが審査員としての粗品を絶賛
コンテストが終了した後、粗品は自身のYouTubeチャンネルでもこれを振り返る1時間超の動画を公開した。そこでは1つ1つのネタについてさらに細かい講評を述べていた。自分が番組内で発した言葉に関して、その意図を丁寧に解説したりもしていた。粗品は誠実に審査員という仕事に向き合い、最後までそれをまっとうしたのだ。
そんな粗品の審査が大反響を巻き起こした。世間で話題になっていただけではなく、同業者である芸人たちもラジオ番組などで驚きと感心の言葉を口にしていた。なだぎ武もXで「粗品の審査がスナイパーの様で的を得て過ぎている/全大会審査員として出てほしい」(原文ママ)と絶賛した。

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