取引先への「手土産に悩む」時に意識すべき鉄則 高級果物より1000円の歯磨きジェルが喜ばれる

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好かれる人のさり気ない気配り100式
何のために手土産を持っていくかといえば、「思い」を伝えるためです(写真:kai/PIXTA)
ビジネス相手に渡す手土産を探して、デパ地下やオンラインショップを右往左往した経験のある人は、少なくないのではないでしょうか。セクレタリーズ アドバイザーの渡邉華織氏に、喜ばれる贈り物を選ぶコツを解説してもらいます。
※本稿は『好かれる人のさり気ない気配り100式』から一部抜粋・再構成したものです。

印象に残る手土産の選び方

何か手土産や贈答品を渡すときは、「その人ならでは」のものを選んでみてはどうでしょう。

お料理が趣味の方なら調味料や調理グッズ。出張が多い方なら便利な旅行グッズ。小さいお子様がいらっしゃる方には、ご家族で楽しめるもの。あるいは、いつも身に着けているブランドで定番や最新の小物。先方の会社のコーポレートカラーのものなどです。

このようなものを選べるのは、日ごろからその人のことをよく観察しているからこそ。もし自分がこういうプレゼントをもらったら、「ああ、自分のことをわかってくれているんだ」とうれしく思うのではないでしょうか。

なお、50~60代の人になると、同じような心づかいを過去に何度も経験しているのであまり驚きがありません。そこで私なら、まったく違う路線で攻めてみます。

「これ、今、流行なんですよ」「20代、30代の人のトレンドなんですよ」という先方が知らなそうな、珍しいと思ってもらえそうなものを選んでみる。

もちろん若者に詳しい50代、60代もいますが、多くの方は今の若い人たちのトレンドには通じていないことが多い。先方の会社のサービスやものづくりに直接役に立つことはなくても、少なくとも話のネタになるでしょう。

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