投資信託の積み立てでクレカのポイントためる技 スマホのキャリアが発行するクレカのお得度

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それぞれのポイント還元率をまとめたものが次の表だ。ざっと数字を見ただけでも、マネックス証券×dカードが優勢だとわかる。

還元率
4大キャリアが発行するクレカによるクレカ積立のポイント還元率(筆者作成)

マネックス証券×dカードの組み合わせの中でも「dカード PLATINUM」は最大3.1%還元になるので、毎月10万円を積み立てたとすると、毎月最大3100ポイントとなり、年間最大3万7200ポイントがたまる。これだけでもクレカの年会費2万9700円のもとがとれる。データ容量を多く使う人なら、「ドコモポイ活プラン」加入で、最大4.1%還元になるのも見逃せない。

年会費無料のdカードの還元率も、他社のクレカと比べて魅力的だ。毎月10万円を積み立てたとすると、5万円までの積み立てに対して1.1%還元で550ポイント、5万円超~7万円の積み立てに対して0.6%還元で120ポイント、7万円超~10万円までの積み立てに対して0.2%還元で60ポイントとなり、合計730ポイントがたまる。このポイント還元率は他の年会費無料カードよりも高く、投資信託の保有残高に対してもポイントがたまる。

このあと、それぞれの項目を説明していこう。

マネックス証券×dカード

マネックス証券のdカード積立は、年会費無料の「dカード」、年会費1万1000円の「dカード GOLD」、2024年11月からラインナップに加わった年会費2万9700円の「dカード PLATINUM」が対象になる。

「dカード」「dカード GOLD」「dカード PLATINUM」
(左から)「dカード」「dカード GOLD」「dカード PLATINUM」(画像:ドコモ)

ポイント還元率は、dカードの場合、積立金額が5万円以下なら1.1%、5万円超~7万円以下なら0.6%、7万円超~10万円以下なら0.2%。dカード GOLDは一律で1.1%。

dカード PLATINUMの還元率は一律で初年度3.1%。2年目以降は毎月のクレカの利用額によって異なり、毎月10万円未満なら1.1%、10万円以上~20万円未満なら2.1%、20万円以上なら3.1%となる。

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