アラフィフで「被災・転職・離婚・入籍・第1子」の怒涛 有働アナは元同期「熊本のテレビマン」の半生

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ジャーナリストとしての転機も同じ時期に訪れた。水俣病60年と熊本地震が重なったこの年、かねてから抱いていたNHKへの違和感が抑えられなくなったという。当時は事実上独り身だったこともあって「50歳からは自由にやろう、と思ったんです」と話す。

飲食店を開業しながらフリーの道を探ろうとしていた時、熊本の旧知の記者に声をかけられた。それがNHKから民放への転職につながった。

転職後は夕方の情報番組でニュースをやさしく伝える解説者として親しまれ、昨年4月からは記者として現場に復帰している。

情報番組に出演する東島さん。NHK時代の先輩、武田アナと共演(画像:熊本県民テレビYouTubeより)

アラフィフで「ライフイベント」全部乗せ

期せずしてアラフィフで転勤・転職・離婚・入籍・第1子の誕生といった、人生の大きな変化が一気に押し寄せることになった東島さん。

中でも長男の誕生については、「もう50代だから『子どもをもつことはきっと無理だろう』と諦めていたので、子どもができたと知ったときはとにかく驚きました」と振り返る。

では、第1子の誕生から約7年経つ現在は、どのような心境なのだろうか。

後編51歳で第一子「30代のパパが羨ましくなる」瞬間では、東島さんの7歳の息子との日常と、唯一「30代のパパがうらやましくなる瞬間」について聞いた。

子どもと楽しい時間を過ごす東島さん(写真:東島さん提供)
宇乃 さや香 フリーライター

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Sayaka Uno

1982年北陸生まれ。大学卒業後、分譲マンション管理会社、フリーペーパー出版社、認知症対応型グループホームでの勤務を経験。妊娠・出産を経てフリーライターとして独立。生き方や価値観のアップデート、軽やかに生きるヒントを模索し、取材を続ける。

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