今回お話を聞いた東島さん。7歳長男の子育てに奮闘中だ（写真：東島さん提供）
23人に1人――。
妻との間に第1子が生まれた男性のうち、45歳以上の男性の割合だ。まだまだ多数派ではないが、20年前の「67人に1人」に比べ、格段に増えている。（厚生労働省「人口動態統計」2003年、2023年報を基に筆者集計）。
アラフィフからの子育て、と聞くと「経済面、体力面ともに大変そう」とネガティブに捉える人も少なくない。しかし、当の本人たちはどのように感じているのか。
本連載では、45歳以上で「パパデビュー」した男性に、リアルな子育てライフを聞く。
第4回は、長年ジャーナリストとして活躍してきた東島 大さん（58歳）にお話を聞いた。
東島さんは現在58歳で、熊本県在住。再婚した妻との間に51歳のときに長男を授かった。最初の結婚時には子どもはいなかったため、50代で初めて子育てを経験することとなった。
現在7歳の長男は父の影響でピアノを始めるなど、アラフィフパパ生活は幸せそのものだ。しかし、そこに至るまでの道のりは波瀾万丈だった。まずは東島さんの怒濤の独身時代を聞いた。
NHKで25年、同期は有働アナ
東島さんは生粋のジャーナリストである。学生のころからNHKでアルバイトとしてマスコミの世界に入り、橋本大二郎氏や池上彰氏からジャーナリストとしてのあり方や人生論を学んだ。1991年には新卒でNHKに記者として入局。同期には有働由美子アナウンサーや立岩陽一郎記者などがいる。
本連載では、取材にご協力いただける方を募集しています（首都圏にお住まいの場合は対面またはオンライン、首都圏以外の方はオンラインでの取材となります。また仮名での掲載、顔写真撮影なしでも可能で、プライバシーには配慮いたします）。ご協力いただける方はこちらのフォームからご応募ください。
関連記事
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら