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「速く走れる二人三脚」で規模の経済を享受せよ 大型経営統合の破談でかみしめる先人の言葉

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経営統合検討の記者会見(2024年12月23日)、ホンダ主導は明確だったが、日産の内田社長は「どちらが上、どちらが下ではない」と語った。中途半端な「対等の精神」では統合できたとしても迅速な意思決定は難しかったはずだ(写真:今井康一)

「二人三脚より、一人で走るほうが絶対速い」。2022年に亡くなったホンダの5代目社長・吉野浩行氏の言葉を改めてかみしめている。

ご存じのようにホンダと日産自動車の経営統合計画が破談になった。統合の前提としていた日産の経営再建計画が出てこないことにしびれを切らしたホンダが、日産の完全子会社化案を提示したことが決裂の直接の引き金となった。

しかし、もともと統合話の前段にあった研究開発での協業も進んでいなかった。ホンダ幹部は日産の意思決定の遅さや不透明さへの不満を漏らし、日産幹部はホンダの上から目線に憤りを隠さないなど関係はぎくしゃくしていた。結局、2社は肩を組んで走り始めることができなかった。

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