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東洋水産CM「他企業への延焼」一体なぜ起きたか 「交流した企業もNG」判定基準は厳しすぎるが…

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  • 城戸 譲 ネットメディア研究家・コラムニスト・炎上ウォッチャー
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そもそも、日本のネットユーザーには、冷笑的な人が多いように感じられる。斜に構えて、常時ツッコミどころを探している人々は、世間と「中の人」のギャップをめざとく見つける。そして、その矛盾を突かれたとき、SNS担当者はどう対応するか……。つねに針のむしろなのだ。

そうした背景において、マルちゃん公式Xが、このタイミングで「フォロワー数の増加」を喜ぶ投稿を重ねているのは、あまり得策に思えない。

当然ながら、今回の「赤いきつね」が理由だとは書かれていないが、状況から判断するに、その件で注目を集めていることは、ほぼ間違いない。

(【公式】東洋水産株式会社(マルちゃん)/Xより)

仮に違ったとしても、外形的には「広告炎上でフォロワーが増えたと喜んでいる」ように見えてしまっている。そして、それを応援しているような構図の新規フォロワー企業に対して、バッシングが行われるのも、個人的には無理筋に思えるが、ロジックとしては理解できる。

極端な声が寄せられるのもネットだ

言うまでもなく、感じ方は人それぞれだ。そして、SNSが一般化したことにより、誰でも気軽に、持論を開陳できるようになった。賛否が入りまじり、なかには極端な声もある。そのすべてに耳を傾ける必要はないが、だからといって、わざわざ逆なでする必要もない。

そういった意味でも、「企業広報」の観点から長期的に考えたとき、ここは静観がベストなのではと感じてしまうのだ。

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