東洋経済オンラインとは
キャリア・教育

「あれ?怒りが消えた」部下への怒りを収める方法 手のかかる部下を「先生」と定義し、教えを請う

6分で読める
  • 藤田 耕司 経営心理士、税理士、心理カウンセラー
2/4 PAGES
3/4 PAGES
4/4 PAGES

すると怒りが湧きにくく、冷静な対応ができるようになり、「おかげさまでずいぶん怒りをコントロールできるようになり、上司として良い関わりができるようになりました!」と上司としての成長を実感され、喜んでおられました。

問題児で有名だった部下への対応

私も前職の時、問題児として有名だったS君と一緒に仕事をしたことがあります。

評判どおり、出してくる成果物は誤りや漏れだらけで、勤務態度も「仕事をなめてる」と感じるようなもので、彼に怒りを覚えました。

そこで「S君は先生。自分は大きく成長できる機会をいただいた」と思うようにし、彼に会うたびに心の中で「S先生」と唱えるようにしました。

S先生は毎日、大変な課題を出してくださいました。

しかし、その捉え方で臨むと腹が立たず、課題を楽しんでいる自分がいて、平常心で接することができました。

その中で彼と十分に仲を深めた後に、仕事の仕方や勤務態度について指導し、改めてもらうことができました。

この定義を変える方法によって、私自身も上司としての成長を実感しました。

ちなみにこれは部下のみならず、上司や顧客、家族など、他の人に対しても活用できる方法です。

部下への怒りの対処は、採用難で離職の影響が深刻になるにつれ、より重要になります。その怒りの対処法として今回の「先生」と捉える方法もぜひ活用してみてください。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

キャリア・教育

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象