会社員の副業でありがちな「失敗5選」と回避策 収入を増やしたい人がやりがちな判断ミス

副業でよくある失敗パターン5選と、その回避策を解説します(写真:nonpii/PIXTA)
会社員のまま副業に取り組む際、本業との両立、時間管理、環境整備など、さまざまな壁に直面することは少なくありません。副業は将来的な起業やキャリアアップのための貴重な経験となりえますが、失敗を繰り返すと、せっかくのモチベーションが下がり、時間を無駄にしてしまうリスクもあります。
本記事では、『会社員が働きながら月30万円を稼ぐ起業法』を上梓した新井一氏が、25年以上にわたり見てきたよくある失敗パターン5選と、その回避策を解説します。
「誰でも簡単に成功できる仕事」は存在しない
失敗パターン1.怪しい副業を選んでしまう
SNSやセミナーなどで、副業関連情報が溢れかえっています。中には怪しいものも含まれており、取捨選択が必要なのは言うまでもありません。
会社員として働いていたり、子育てや介護をしていたりすると、どうしても「時間の融通が利く」という言葉に魅力を感じがちです。“不労所得”や“将来の資産”などと謳われ、「誰でも簡単にできますが、期間限定募集です」と言われれば、冷静な判断ができなくなることもあるでしょう。
回避策:まずは、幻想を捨てましょう。誰でも簡単に成功できる、最初から不労所得が得られる仕事など存在しません。仮に本当にそんなビジネスがあったとしても、その人があなたにそんなオイシイ話を紹介する理由はありません。だからといって慎重になりすぎ、せっかくの機会を逃すのも問題です。上手い話はないことを前提に、自分のライフスタイルに合う副業を選んでください。
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