ドナルド・トランプ氏が大統領に復帰して即座に手をつけたのが、エネルギー・環境政策の見直しだ。
バイデン政権が政策の柱とした気候変動分野では、パリ協定から脱退する大統領令に署名した。アメリカは、中国に次ぐ世界第2位の温室効果ガス排出国だ。
世界的な排出削減の枠組みであるパリ協定からのアメリカの脱退の影響について、日本エネルギー経済研究所の小山堅専務理事・首席研究員は、「アメリカの方針転換によって、世界全体が気候変動対策に取り組もうというモメンタムはそうとう失われる可能性が高い」と指摘する。
アメリカ脱退で目標達成が困難に
この記事は有料会員限定です
残り 2550文字
