担当外の仕事依頼、不快感を与えずにかわす方法 「今手一杯でして…」だけでは不十分な理由

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上司「なんだかパソコンの調子が悪いみたいなんだ。〇〇さん、見てもらってもいいかな?」

あなた「えっと、今はちょっと業務が手一杯でして……」

頼まれごとが習慣化しないために

「今手が離せない」ことを理由に断るパターンです。しかし、これは決して上手なかわし方とは言えません。その場は諦めてくれるかもしれませんが、今は無理でも今後は引き受けてもらえる、という可能性を残してしまいます。

一度きりですめばよいですが、引き受けてしまったがために、その後「じゃあ今回もよろしくね」と習慣化してしまうのは好ましくありません。

それに、毎回同じ業務を断るのも心苦しいですし、「さすがにもう断れない」という限界が来るはず。仕事を頼む側にとっても、何度も拒否されるのは気分のよいものではありません。

こんなときは、次のように伝えてみてはいかがでしょう。

【例①】
「このところ〇〇の業務が手いっぱいで余裕がない状態なのですが、お困りですよね。どなたにお願いしましょうか?」
【例②】
「私の専門外でして、対応が難しいです。どうしましょう? 担当の部署はどちらになるのでしょうか?」

まず、自分は引き受けられないということを理由とともに明確に伝える。そのうえで、「お困りですよね」「どうしましょう」といった「共感」を示す言葉を添える。続いて「誰にお願いしましょうか」と一緒に解決策を考える姿勢を見せる。

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