受験期にピッタリ「やり抜く力」を育む食事の秘訣 東大生の息子を育てた"みきママ"食事の向き合い方
食はエンタテインメント
はる兄:自分はエンタテインメントの分野に関心があって、映画や演劇も好きなんですけれど、僕にとっては食もエンタメのひとつ。エンタメが感情を揺さぶるものだとしたら、食で感情が揺さぶられることって大いにあるな、と。
みきママ:確かに。おいしいと幸せだし、みんなで食べると楽しいし。
はる兄:お母さんの料理って、レパートリーが無限じゃん。同じ料理だとしても、ちょっと材料が変わっていたり、味つけが違ったり。それもある意味で、遊び心だよね。
みきママ:この本でも紹介しているけれど、鶏ももステーキだって、ソースを変えれば全然味が変わる。レパートリーを増やすのって、実はそんなに難しくないんですよね。レパートリー不足で悩んでいる人は、家族にレシピ本を見せて「どれがいい?」って選んでもらってもいいかも。
はる兄:ギョーザだとしても、「これはしそとチーズも入れてみよう」「こっちはミニトマトも包んでみよう」というふうに具材で遊んでみたり。手巻き寿司にしても、わさびじょうゆだけじゃなくて、別の調味料で食べてもおいしいかもしれない、とか。
こんなふうに工夫したら、新たなおいしさを発見する大喜利みたいな感じになる。
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