食べて感心したのは、ひとつひとつの食材がきちんとおいしいところ。ビュッフェって品数が物を言うみたいなところがありますよね?
看板メニューはどこでもおいしくても、品数を増やしてぱっと見の見た目を良くするために、賑やかしに並べておきましたよ的なものが交ざっていて「まずくはないけどおいしくもないなぁ」っていうのに遭遇することも。
「MUJI HOTEL」の場合は、調理方法はシンプルで見た目は素朴なのですが、だからこそ食材の良さが際立ちます。
食べてみると肉厚ながらしっとりと旨みがつまったスチームポーク(つまりは蒸し豚)や、丁寧に皮目をパリッと香ばしく焼いた信玄鶏の塩糀焼きなど、塩加減も絶妙で「塩味が強めで、食べるとやたら喉が渇くなぁ」なんてこともありません。
美は細部に宿るなんて言いますが、お漬物やドレッシングまでおいしい。こういうところが無印良品クオリティ。矜持にグッときます。
やっぱりおいしい無印良品のバターチキンカレーとバウムクーヘン
この日の個人的な目玉はバターチキンカレーです。
無印良品では約50種類のレトルトカレーを販売しているのですが、バターチキンカレーは2009年発売以来、不動の1番人気として多くの人に愛されています。
トマトベースの酸味のあるフルーティーなカレーに、牛やヤギの乳脂肪分であるギーを加えてまろやかに仕上げたカレーは、ほんのり異国の味わい。
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