数に強い人は「割り算の筆算」をこうイメージする 「やり方の暗記」より「イメージ」が大切なわけ

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そしてこれを、1000円札から順番に分配していきます。

5枚の1000円札を4人で分けるので、「5枚÷4人」です。こうすると、1人1000円ずつ配れて、1000円札が1枚余ることになります。この余った1000円札は、このままでは分配できませんから、100円玉に両替することになります。

筆算は、この「お金の分配」の簡略化

ここで、さっきの筆算を見てみましょう。実は、さっきの筆算はこの試行を簡略化したものだったのです。「1000円札5枚を4人でわけると、1人1000円、余り1000円」を簡略化して書いたものだったのです。これをご覧ください。

実際にはこんなことが行われていたわけですね。

そして、次は両替した100円玉と、もともと持っていた100円玉を集めて、4人に分配します。1000円を両替した100円玉が10枚に、もともと持っていた4枚を加えて、全部で14枚あることになります。この14枚を4人で分けるわけなので、1人ひとりが3枚の100円玉をもらい、2枚の100円玉が余ることになります。こちらもさっきと同じように、10円玉に両替することになります。

こんな感じですね。

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