「初対面の人とうまく話せない」を克服する会話術 相手と一瞬で打ち解け、良好な関係性を築くコツ
ですから、2〜3回クローズドクエスチョンをしたあとは、できるだけ早めにオープンクエスチョンをひとつ入れる……というように、工夫してみてください。
会話を広げるには、相手の話のどこかに焦点を絞って問いを発することも重要です。5W1H=「いつ」「どこ」「何」「誰」「なぜ」「どうやって」が念頭にあれば、何を聞いていいか困ることはないでしょう。
初対面の方と話す場合、いきなり発展して突っ込んだ質問はしないはずなので、ある程度のオープンクエスチョンは準備しておくといいでしょう。
相手を褒めるときの注意点
日本人は、照れくさいのか、面と向かって人を褒めるのが苦手な人が多いのではないでしょうか。がんばって褒めようとしても、特に初対面など、まだ相手のことをあまり知らない場合、褒めるポイントは視覚的なものに限られてきます。
そこが難しいところで、たとえば容姿を褒めたつもりだったのに、それが相手のコンプレックスだったりしたら、喜ばれるどころか傷つけることになってしまいます。何がコンプレックスになっているのか、他人にはわからないものです。
相手をよく知らないのなら、なおのこと。容姿を褒めるのは簡単ですが、やはり初対面や、知り合って間もないころはやめておいたほうがいいでしょう。
とはいえ、視覚情報のすべてを避けたほうがいいわけではありません。見た目にはその人の内面やセンス、こだわりなどが表れています。そこをうまくキャッチできれば、相手は自分の内面やセンス、こだわりを認められたように感じて喜んでくれるでしょう。
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