「客単価2000円超」"令和のアサイーブーム"の実態 流行語大賞にもノミネート、昔とは異なる流行り方
この「令和のアサイーブーム」の源流は韓国だ。近年、韓国のカフェでアサイーボウルが流行しており、日本にその流れが上陸し、Z世代の女性を中心に人気を得ている。
多くのカフェではアサイーボウルとともに、同じく韓国で流行中の「グリークヨーグルト」とともにラインナップされており、この2つがセットで人気となっている。「平成のアサイーブーム」はハワイの朝食ブームから派生しており、この点が大きな違いだ。
話題のアサイーボウルを実食!
今、渋谷や原宿、新大久保などではグリークヨーグルトやアサイーボウルの専門店が次々にオープンしている。
そこで筆者は「令和のアサイーブーム」を体験すべく、今年8月に原宿にオープンしたアサイーボウル専門店「I♡ACAI(アイラブアサイー)」に行ってみた。
YouTubeやSNSで人気のインフルエンサー、中町綾がプロデュースしたとあって話題になっている。
若者が行き交う原宿の路地、やや奥まった場所に「I♡ACAI」はある。客層はほぼ20歳前後の女性客。テイクアウトも可能だが、今回はイートインで「スタンダードアサイーボウル」を注文。
直径15センチほど、手のひらにのるサイズのプラカップで提供される。イチゴやブルーベリー、バナナ、グラノーラの下にはアサイーのペーストが盛り付けられている。
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