若き「億り人」が選んだのはアメリカの投信とETF 急落前に売って高騰前に買った、投資術の極意
投資を始めると、「投資信託とETF(上場投信)はどう違うのか」と、疑問に思ったことがあるのではないだろうか。とくにアメリカ向けや全世界向けなど海外市場に投資するとき、選択肢がある中でどちらを選べばよいのか迷うこともあると思う。
海外向けの投信とETF、一見似ているように見えるが、実はそれぞれ異なる特徴を持っている。投資の目的に応じ使い分けることで効果的な資産運用が可能だ。
まず投信は、100円以上なら1円単位の投資が可能で、手軽に定額積立ができる。アメリカ市場が対象であっても、日本円で投資できるので、両替も不要。中でも積立投資をするなら、インデックスファンドがいちばん適している。
また無配型の投信の場合、分配金を払わずに再投資するため、投資効率が高い。分配金が内部で再投資されることで、支払う税金も節約でき、効率的に資産を増やすことができるわけだ。売買手数料が無料の投信もある。
ただし、投信は注文から約定まで約3日かかるうえ、指し値注文もできないため、タイミングを狙った投資には向いていない。
ETFならリアルタイムで指し値注文が可
一方、ETFは、投資単位が1口単位。株のように市場でリアルタイムに売買される金融商品である。チャートを見ながら指し値注文(価格指定)ができるため、タイミングを狙った投資が可能だ。
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