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LGディスプレイ、中国の液晶パネル工場を売却へ TCL華星に2228億円で、今後は有機ELに集中

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LGディスプレイは広州の液晶パネル生産ラインを中国の同業大手に売却し、経営資源を有機ELに集中する。写真は同社の広州工場(LGディスプレイのウェブサイトより)

韓国のディスプレーパネル大手のLGディスプレイは、中国の広東省広州市に持つ液晶パネルの生産ラインを中国の同業大手、TCL華星光電技術(CSOT)に総額108億元(約2228億円)で売却する。9月26日、LGディスプレイとTCL華星の親会社であるTCL科技集団が投資家向けの情報開示で明らかにした。

開示資料によれば、TCL華星はLGディスプレイおよびパートナー企業が出資する現地法人、楽金顕示中国の発行済み株式の80%と、同じく楽金顕示広州の全株式を買い取る。取引の完了後、これら2社はTCL科技の連結子会社になる。

第8.5世代の液晶パネル生産

楽金顕示中国は、広州市黄埔区の工場で第8.5世代の液晶パネルを製造している。主な用途は大画面テレビや商業用の大型ディスプレーで、月間生産能力は18万枚だ。もう1社の楽金顕示広州は、関連のモジュール工場を運営している。

TCL華星による買収は、中国政府の所管部門による審査および認可を経る必要がある。LGディスプレイの情報開示によれば、買収手続きの完了は2025年3月末を予定し、最終的な取引金額はそれまでの(譲渡する2社の)損益などの要素を加味して調整するという。

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