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「石破首相は緊縮財政」が見当違いと言える理由 党や内閣の布陣からわかる石破首相の腹づもり

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10月1日に発足した石破茂内閣。10月27日には衆院の解散総選挙が予定されている(写真:Bloomberg)

「5度目の正直」「最後の戦い」——。安倍晋三元首相らの厚い壁に何度も跳ね返された石破茂氏がついに自民党総裁の座を手中に収め、10月1日の臨時国会で第102代首相に選出された。

しかし、石破新政権の船出は厳しいものとならざるをえない。

岸田官邸は高市氏の善戦に驚く

9月27日の総裁選。実は、首相官邸内では事前に石破氏の勝利を予想する見方が強かった。

ある官邸筋は言う。

「事前の党員調査で高市早苗氏と石破氏の決選投票になることはわかっていた。決選投票では岸田氏の宏池会系や、菅氏の周辺を含め小泉進次郎氏を支持したグループが石破氏支持に動くことも計算済み。加えて保守系の小林鷹之氏の支持議員や麻生派の議員の一部も石破氏に流れると予想でき、石破氏の勝利は確信していた」

ただ、蓋を開けてみれば、石破氏の勝利は215票対194票とわずか21票の僅差。前述の官邸筋は「第1回投票でまさか高市氏がトップになるとは。決選投票でもこんなに僅差になるとは意外というほかない」と驚いた。

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