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スーツの青山、らしくない「モード服」に本気の理由 外部人材を起用、新ブランドでイメージ大刷新

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シスではSNSを活用した戦略を進めてきた。ブランドの告知は7月から始め、ブランド名やビジュアル、商品イメージを公開。全貌は公開せず、インスタグラムのアカウントで少しずつ情報を発信してきた。ECと店頭販売で期間を空けて販売する方法は、20~30代に響く戦略だという。

黒石氏も発売に先駆けて、商品を一つずつインスタグラムのライブ配信で紹介するなど、投稿を続けている。

青山の執行役員でTSC事業本部長の河野克彦氏は「(新ブランドで)当社になかった知見を生かしながら新規顧客を開拓する」と語る。スーツスクエアの店舗とECで売り上げを拡大していく構えだ。

ローンチパーティーも実施

青山は現在、スーツスクエアへのリブランディングを進めている。都市部を中心に出店してきた前身の「ザ・スーツカンパニー」をなど4業態を集約し、屋号を改めたものだ。そんな中で、シスは新たなイメージを打ち出す重要戦略の一つと言える。

今回のブランド立ち上げに際して、報道陣向けの発表会と併せてローンチパーティーも開催。ファッション誌関係者やインフルエンサーが来場し、商品を試着したり、スマホで撮影したりするなど、会場はにぎわいを見せていた。

パーティー形式でファッション関係者を呼ぶイベントは、広報担当者も「今まであまりなかった」と語るほど、従来の青山のイメージを覆す新しい試みになった。

異例の取り組みとなった新ブランド。SNSを起点にターゲット層に届けられるか。今年の秋冬は大勝負のシーズンになりそうだ。

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