しまむら「パパ貶す服で大炎上」への強烈な違和感 「パパなら皮肉ってもいい」風潮は未だに存在?
衣料品チェーン大手「しまむら」グループの「バースデイ」が販売した衣料品が、物議を醸している。現代美術作家の加賀美健氏とのコラボレーションで、子ども向けの衣類に「パパはいつも寝てる」「パパは全然面倒みてくれない」と書かれた商品が発売され、SNS上では「男性蔑視では」と批判が殺到。販売中止・謝罪したものの、「炎上」は続いている。
筆者はネットメディア編集者として、10年以上にわたり、企業のSNS炎上をウォッチしてきた。そうした中で感じているのは、ここ数年とくに「男女の役割分担」を描いた作品などに対する、世間の目が厳しくなっていることだ。
そこへSNSサービスによる「カルチャーの違い」が絡んだ結果、今回の問題が起きたのではないかと感じている。
「販売中止のお詫び」を各種SNSに投稿
話題になっているコラボ商品は、2024年7月29日から、全国の実店舗やオンラインストアで販売された。
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