それだけに、チャロの父やチャロ自身も南アフリカを反面教師にして、教育に力を入れているようだ。自分たちが稼いだ金を教育に投資し、子どもを将来性のある仕事に就かせる。それは子を持つ父であるチャロにとっては、当たり前のことなのだ。
「ナミビアドル持っててもしょうがないっすから」
いよいよチャロ一家に別れを告げ、ひろゆきたちを乗せた車が発車するタイミングで「忘れものをした」と言うひろゆきは、車を降りてチャロの妻のもとに走っていく。
「チャロさんが歯医者に行くなら、いくらかかる?」と聞き、怪訝そうな妻が答えた金額の4倍をひろゆきが手渡すシーン。
「チャロと、子どもたち3人分の歯医者代だから」
ここでひろゆきの意外な一面を見た視聴者も多いだろう。なぜなら、超の付く倹約家で知られるひろゆきがこんなことをするなんて、誰も思っていなかったから。本人に意外な行動の理由を問うと、「ナミビアドル持っていてもしょうがないっすからね」とそっけなく答える。
続けて、「歯は治した方がいいっすよ。歯が痛いときに鎮痛剤で我慢したって治るわけではないので、人生とお金の無駄ですから」と言うが、チャロの生真面目で人間くさいキャラクターに、ひろゆきが関心を寄せたのは間違いないだろう。
チャロのことを思い出すひろゆきの表情は柔らかく、その出会いが本当に楽しかったことを物語っていた。

