本日初戦!男子バスケの救世主が語る「パリ五輪」 W杯は過ぎた話、大切なのは過去ではなく将来
男女の代表で成し遂げたことの中身は違えど、トムコーチがそのフレーズを使って両チームを称えたのには共通した理由があったと思います。それは、女子も男子も特定のスターに頼らない、チームバスケットボールを展開して成功を収めたことにあります。
日本代表の強みは「チーム力」
本当にその通りで、日本の選手は誰1人として自分だけがぬけがけするようなプレーをしません。
渡邊選手にしても、NBAでプレーしていることをまったく鼻にかけることもなく、かつ「俺にボールをよこせ」とエゴを出すこともなく、しかしリーダーシップは強烈に発揮しながら、チームの全員をリスペクトする姿には、本当に感銘を受けました。
日本代表の真の強みは、ひとつのチームとして戦うことで個々の選手たちが集まっただけにとどまらない力を発揮することです。僕たちはボールを他人に回すことに躊躇がないですし、難しいシュートをするくらいなら味方にアシストすることをいとわないチームです。
そういった強みをより高いレベルで発揮すること。それこそがパリオリンピックで僕たちが見せたいもので、それができればベスト8という目標に近づく可能性もより高くなってくると思っています。
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