GXの複雑な課題に挑む「やさしさ」と「強さ」とは 専門知のコラボレーションがスピードの源泉

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(左)PwCコンサルティング マネージャー 宇城 拓平 氏 (右)PwCコンサルティング マネージャー 岡田 武 氏
マネージャーの宇城 拓平氏(左)と岡田 武 氏(右)
エネルギー需給構造が急速に変化している今、GX(グリーントランスフォーメーション)は企業にとって重要な経営課題となっている。そんな中で、多岐にわたる課題解決を支援するため、エネルギーの専門性と多様な業界知見を併せ持つGX人材を結集した横断組織を2023年11月に立ち上げたのがPwCコンサルティング。事業会社から中途入社した宇城氏と岡田氏も「スピード感を持って濃密な仕事ができている」と口をそろえる。

「キャリアを生かし、もっと成長したい」

――宇城さん、岡田さんはエネルギー関連の事業会社からPwCコンサルティングに入社されています。転職を考えた理由は何ですか?

宇城 もっといろいろな経験を通じて成長したいという思いがありました。エネルギー業界は、需給構造が変化する真っただ中にあって、解決すべき課題が山積しています。数カ月スパンでさまざまな案件に携わることのできるコンサルティング会社ならば、より幅広い領域で実力を養えるのではないかと考えました。

岡田 私も成長したいという気持ちが強かったですね。前職でキャリアを積み重ねているうちに「違うことにもチャレンジしたい」と考えるようになりました。当初は事業会社を中心に転職先を探していましたが、コンサルティング会社でも経験が生かせると知ってからは、多様な案件に携わりながらさまざまな人と交流でき、新たなスキルを習得できるコンサルティング業務に魅力を感じるようになりました。

――コンサルティング会社の中でPwCコンサルティングを選んだ決め手は何だったのでしょうか。

宇城 複数の知人が在籍していて、会社のカルチャーに好感を持っていたのが大きいですね。それに、面接等を通じてエネルギー分野にも力を入れていることが伝わってきたので、培ってきた知見や経験をさまざまなフィールドで生かしてみたいと思いました。

PwCコンサルティング マネージャー 宇城 拓平 氏
PwCコンサルティング
マネージャー 宇城 拓平 氏
大手ガス会社を経て2022年12月入社。前職では、電力販売・燃料取引の市場分析や新規事業の企画業務などに従事。そこで培った知見・経験を生かして、電力業界の市場リスク管理や新規事業参入を支援している

岡田 「コンサルティング業界は厳しい」というイメージがありましたが、採用時の面談で「この会社ならやっていけそう」と感じました。聞こえのよいことだけを言われたわけではないのですが、「日々知見をキャッチアップするなど、自己成長に向けた姿勢が必要」など具体的な道筋を示してくれたことが後押しになりました。

また、引っ越しや単身赴任をしないことを転職条件の1つにしていたのですが、PwCコンサルティングは個々の意向を尊重した柔軟な働き方を優先すると面談で力強く言ってくれました。家族も含め、生活面での不安を解消できたことは大きかったですね。

わからないことを、わからないと言える組織

――PwCコンサルティングは中途採用活動で「やさしさが生む、強さがある。」というメッセージを発信しています。この言葉をどう受け止めていますか。

岡田 転職活動中にこのメッセージを知ったときは、正直懐疑的でした。コンサルタントとしての経験がないこともあって、通用するのだろうかという不安が大きかったです。

でも実際に働いてみると、成果は当然出さなくてはなりませんが、チームで取り組むので、自分1人で抱え込むことがありません。また、「周囲に聞く前に、自分で考え抜いていろいろな資料を調べ尽くさないといけない」と思っていましたが、むしろ逆で、誰かに聞いてすぐ解決しようというカルチャーなんです。

年齢差や役職の垣根もなく、わからないときには遠慮なくわからないと言えますし、チャットで「教えてほしいので10分ください」とお願いしてすぐWebミーティングをすることも日常的にあります。

PwCコンサルティング マネージャー 岡田 武 氏
PwCコンサルティング
マネージャー 岡田 武 氏
大手電力会社を経て2023年4月入社。前職では、情報システムの開発・保守業務に従事。スマートメーターシステムをはじめ、システム開発におけるプロジェクト管理業務の経験が豊富。現在はエネルギー業界のクライアントのシステム関連業務を支援している

宇城 まったく同感で、相談のしやすさは想像以上でした。入社して1年ちょっとですが、穏やかな人が多く、役職にかかわらずやさしく教えてくれますし、その人がわからないときは、すぐ別の人につないでくれるなど親身になって対応してもらえます。

おそらく、クライアントに時間的な価値の提供をコミットしていることも大きいのだと思っています。「これだけの短期間できっちり成果を出すのはすごい」とクライアントに評価いただいたことがありますが、例えば電力領域ではルールやさまざまな法制度が目まぐるしく変わりますので、スピードにも大きな価値があると言えます。逆に言えば、「わからない」と停滞していたら価値を提供できなくなってしまいますので。

岡田 そのあたりを一人ひとりが理解し、「自分の業務を間に合わせる」よりも「クライアントに対して成果を上げるために今何をやるべきか」をしっかり見据えているのが、PwCコンサルティングの特徴だと思います。

かなり短時間で資料を作成しなければならないときなど、「私がスケルトン(資料の骨子)を作ります」「じゃあ私はエグゼクティブサマリを」といったやりとりがオンライン上ですぐに繰り広げられます。このスピード感と、全員で支え合って高みを目指すカルチャーに「やさしさが生む強さ」を感じますね。

刺激的なチャレンジ環境で、視野も専門性も広がる

――積極的なコラボレーションがスピード感あふれる成果につながっているということですが、それはGXの複雑な課題を解決する際にも役立っていますか。

宇城 そう思います。PwCコンサルティングに入社して感じたのが、本当に各分野で専門性を持つ人がたくさんいるということです。エネルギー分野は、法制度等のカバーしなければならない範囲がとても広い一方で、高度な専門性も必要なのですが、社内で探してみると何かしらその領域に通じている人が見つかるんです。

岡田 確かに、ミーティングやチャット等で「こんなことを知りたい」と投げかけると、かなりの高確率ですぐに答えが返ってきます。脱炭素社会に向けて変革期を迎えている今、複雑な社会課題の解決に貢献できる手応えを感じています。

自分自身、日々学びと発見の連続です。PwCコンサルティングに入ってから、バックグラウンドの異なるメンバーからエネルギー業界以外の話を聞いたり、エネルギー関係の新事業創出プロジェクトに関わるメンバーから取り組み内容を聞くことで、視野も広がりました。いろいろな人と出会える、変化にあふれた環境は、大きな成長につながると実感しています。

――どんな人がPwCコンサルティングのコンサルタントに向いていると感じますか。また、どのような人と一緒に働きたいとお考えでしょうか。

宇城 専門分野を持ち、そこを含めた周辺分野への旺盛な知的欲求を持っている人は向いていると思います。その分野が持つ課題を、自分1人だけでなく周囲と協調しながら解決しようと考える人と働けたらと思います。私たちのように、事業会社からコンサルティング会社への転職を検討している人は不安も大きいでしょうが、逆に事業会社での経験が自分ならではの強みになることがあります。思った以上に経験を生かせますので、ぜひ飛び込んでみることをお勧めします。

岡田 多様性を尊重するカルチャーの中でのコラボレーションでシナジーが生まれ、それがクライアントへの価値貢献にもつながっていく。GX領域に限らず、社会全体の課題を俯瞰し、多様な業務に携わることができるのもPwCコンサルティングの魅力だと思います。自分が持つ専門性を武器に、チームで課題解決していくのが好きな人、新しいことに興味を持ってチャレンジしたい人、もっと成長したいと熱望する人に、ぜひ入社いただきたいですね。

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