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偽の記者まで「生成」、AIを「人格化」する危険性 生成AIの驚くような誤用が散見されている

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今回の騒動を受けてか、米『スポーツ・イラストレイテッド』の発行元の幹部2人が解雇された(写真:AP/アフロ)

話題を集めるChat(チャット)GPTはじめ、AIには誤用がつきものといえる。だが、「こんなところでまで」と驚くケースが散見されるようになった。

2つのAI誤用事件

1つは、老舗のスポーツ雑誌である『スポーツ・イラストレイテッド』に、AIが生成した偽の記者による記事が掲載されていたというもの。少なくともドリュー・オーティスとソラ・タナカという男女2人の記者はAIが生成した実在しない人間であることが明らかになっている。両記者は製品レビューが担当だった。

これを伝えた「Futurism」というテクノロジーサイトは、オーティス記者の顔写真がAI生成の顔写真販売サイトで売りに出されていたことも突き止めている。「癖のない若い白人男性、目はブルー、髪はブラウン」という記述だ。いかにも好感度の高そうな顔で、薄い顎ひげもスポーツ記者にふさわしいように見えなくもない。同誌の彼の略歴には「農場で自然に囲まれて育ち、今も毎週キャンプしたりハイキングしたりしている」などともっともらしく書かれている。

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