月50億PV「Amebaブログ裏側」を"中の人"に直撃 ブロガーなら知りたい"バズる近道"聞いてみた

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ブロガーとして支持を得られれば、「アメブロ」公認ブロガーとしての活躍もある。「オフィシャルブロガー」「公式トップブロガー」だ。

前者は「世間的な知名度。メディア出演や著作物出版などの実績を総合評価」のうえで選出。いわゆる著名人が対象となる。

一般ブロガーであれば、狙うべきは後者。「投稿頻度やアクセス数、記事の品質」、さらに「ブログのフォロワー数、アクセス数」も加味して選出される。

目標に据えれば、投稿を続けるモチベーションにつながるはずだ。

「自分の当たり前」を発信するだけでも、意義はある

いざ、ブログを始めても三日坊主でやめてしまう。じつは、本稿の筆者も過去に何度も挫折立ち上げては放置……を繰り返して、自己嫌悪にさいなまれたこともある。

続けるコツはあるのか。「アメブロ」の編集部スタッフは「自分にとっての『当たり前』を発信しても、誰かの役に立つ」と背中を押す。

2024年9月でサービス開始から20周年。山本氏は、さらに先の未来も見据える(撮影:今井康一)
【読まれるブログの近道③】「テーマ」を設定し「更新しやすい環境」を

人気ブロガーでは「業務スーパー」「コストコ」が好きで、購入品をアップし続ける人も。アドバイスとしては「テーマを設けると更新しやすい」という。

継続は力なり。気軽な投稿を意識しながら、今日明日ではなく、長期的に「数十、数百、数千、数万とアクセス数を伸ばそう」と考えるのも大切と学んだ。

生活のありのままを伝える何気ない投稿が、インフルエンサーへの第一歩となる。短文ではなく長文で、思いの丈を述べられるのも「アメブロ」がなおも支持される理由なのだろう。

山本氏は「翌2024年9月で、サービス開始から20周年。マルチプラットフォーム時代で、ユーザーからの支持を得られるように努力を」と意気込む。

ブログはけっして“オワコン”ではなく、今日も読者とブロガーの絆を作り続けている

山本氏をはじめ、スタッフ一丸となり「マルチプラットフォーム時代」のけん引役に(撮影:今井康一)
カネコ シュウヘイ 編集者・ライター

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Shuhei Kaneko

1983年11月8日生まれ。埼玉県出身。編集者・ライター。成城大学文芸学部卒。20代後半に自動車系雑誌の編集プロダクションから独立。以降、フリーランスとして活動を続ける。ライブへ月4〜5回通うほど根っからのアイドル好きが講じて、2014年頃からはエンターテインメント分野を中心に、取材・執筆へ尽力する。雑誌、Web、書籍と媒体は問わず。ブックライターも担う。

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