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「拡大するBRICS」から垣間見える空っぽな中身 世界に必要なのはG20の復権だ

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南アフリカで開催された第15回BRICS首脳会議(写真:Leon Sadiki/Bloomberg)

「BRICs」という造語を私が2001年に生み出したときの最大の論点は、世界の統治体制(グローバルガバナンス)には主要新興国を組み入れる調整が必要になる、というものだった。ブラジル、ロシア、インド、中国は新興国の上位に位置するだけでなく、全体として世界人口の約半数を統治する国々でもあり、その声を適切に反映させるのは当然といえた。

過去20年にわたり、私のリポートは投資テーマの一種と誤読される一方で、政治グループとしてのBRICS(10年に上述の4カ国に南アフリカが加わった)を支持するものと解釈されてきた。だが、私がそのようなことを意図したことはまったくない。それどころか、09年にブラジルとロシアの外相が正式にBRICsの政治グループを創設する考えを示して以来、私はこの組織体に象徴的なジェスチャー以上の意味があるのか、一貫して疑問を呈してきた。

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