結婚10年、妻が語った「夫を避けている」意外な背景 カウンセラーが教える夫婦の問題を改善する方法

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順子:あ、何か思い出しました。この感覚、結婚式のときにもあったような気がします。結婚式のときに義理の母から「赤ちゃんたくさん産んでね」と言われたんですが、これってすごく失礼ですよね。そのときに感じたモヤモヤと、同じ感じがします。

安東:結婚式の出来事が思い出された? 壮太さんはそれ、ピンときますか?

壮太:はい、これまでも何度か聞いたことはあるんで。でもそれ、失礼とかじゃなくて、母はただ孫の顔が早く見たいってことを言っただけだと思うんですけど……。

順子:それはわかるよ。でも結婚式で、わざわざ言うことじゃなくない? 私の両親もいたのに。

あと、長女が生まれたときもそう。「あら女の子だったの」って言われてすごく嫌でした。次女のときも性別がわかって最初に思ったんです。「また女の子なの」って言われるんだろうなって。

壮太:でも、そうは言ってないじゃない。

順子:言ってないよ、でもきっとそう思ったんだろうなってこと。そもそもあなたはいつもそうやってお義母さんをかばうでしょ? それが嫌だって何度も伝えてきたじゃない。でもこの人、全然わからないんですよ。

味方のポジションにいない=敵に見える

安東:なるほど、壮太さん。これ、何が問題なのかというとですね、順子さんから見て、壮太さんがお義母さん側に立っているように見える、ということなんだと思うんです。

つまり、「私がお義母さんのことを嫌だと言っているときに、あなたは私サイドに立ってくれてないよね」と感じている、ということなんですが、順子さん合っていますか?

順子:はい、そうなんです。いつも彼は向こう側にいて、私と娘たちの反対側にいるみたいに思えていました。

壮太:え、そうなの?

安東:はい、そうですね。味方のポジションにいない、というのは時に敵にさえ見えてしまう場合がありますが、それはピンときますか?

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