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「言いたいことが伝わらない人」と伝わる人の差 「事実」と「意見」、両方を意識して話せているか

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  • 岡 重文 グロービス経営大学院教授

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自分の伝えたいことが伝わらない人にありがちなこととは(写真:foly/PIXTA)
会議やプレゼンの場で自分の伝えたいことが相手に伝わらない人は何がいけないのでしょうか。伝わらない話し方をしている人にありがちなのは、「事実」と「意見」を混ぜて話していたり、そのどちらかが欠けた話をしていたりします。
入社1年目から差がつく ロジカル・アウトプット練習帳』を上梓した、グロービス経営大学院で教鞭を執る岡重文氏が、ビジネスの現場でコミュニケーションをとる際に重要な「事実」と「意見」の使い方について解説します。

「事実と意見」問題あるある

一生懸命、力説をしたあと、相手から「言いたいことはなんとなくわかったけど、なんでそう考えたのか、その根拠になる事実を教えてほしい」と言われたことはないでしょうか。もしくは「何が起こっているのかはよくわかったけど、それで」と言われてしまうケースもよくあります。前者は意見が語られて、事実が伝えられていない状況、後者は、事実が伝えられて、意見がない状況です。

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「事実と意見は、違う」。よく言われる言葉ですが、では、事実とは何で、意見は何なのでしょうか。事実と意見の違いを踏まえて、どのように伝えていけばよいのでしょうか。

ポイントは、事実と意見の違いをまず理解し、自分がどちらを話しているかをきちんと理解すること。そして、どちらかしか話せていないのであれば、両方を揃える努力をすることです。

読んでしまえば、当たり前のことと感じる人も少なくないでしょう。ただ、自分が話していることが何なのかを自分で意識しながら話すということは意外にできていないものです。最初は少し面倒かもしれませんが、慣れるとすぐにできるようになるので、ちょっと試しに次の問題に取り組んでみてください。

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【「事実」と「意見」という視点】

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