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「中学校へは行きません」選択した少女のその後 不登校は自分の一部でしかない

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富良野さんの支えになったミニチュアダックスフンド(写真:不登校新聞)
小学校6年で不登校し、「中学校へは行きません」と両親に宣言した富良野しおんさん。富良野さんにとって、不登校とは学校へ行かないままどう生きていくかを模索する時間だったと言います。富良野さんの半生や救いになったことなどについて、書いていただきました(※写真は富良野さんの支えになったミニチュアダックスフンド)。

クラス内のグループという環境が苦手だった

私は学校が得意ではありませんでした。クラス内でグループができて、グループごとにもめごとが起こる環境が、苦手だったからです。とくに小学校高学年にもなると女の子どうしの関係はどんどん難しくなっていきます。

当記事は不登校新聞の提供記事です

小学6年生のころ、ある子に依存されるようになりました。別のグループの子と話していると「何話してたの?」とか「もう話さないでって言ったじゃん」と言われるようになったのです。

その子の執着心は強く、学校にいるあいだは、いつ、どこで、誰と居ても、つねに見張られているような気がしました。そうして精神的に追い詰められるうち、体調が急激に悪くなり、夏休み明けに私は「うつの一歩手前」と診断されてしまいました。もうあの子たちのところには戻れないと感じた私は「中学校へは行かない」と両親に伝え、不登校を続けました。

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【転機が訪れたのは、中学2年生の秋ごろ】

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