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アップル新「HomePod」3~4週間予約待ちのワケ 「進化というより最適化」4万4800円スピーカー

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リビングルームに設置したHomePod。電源ケーブル1本で音楽再生から、Apple TVを介したテレビのオーディオ出力までをこなしてくれる。レビューした機材はホワイトでこれとは別にミッドナイトが用意される(筆者撮影)

アップルは2月3日、第2世代となるホームオーディオスピーカー「HomePod」を発売。カラーはアップル製品らしい真っ白な「ホワイト」と、オーディオ製品らしい黒い「ミッドナイト」の2色。価格は4万4800円だ。

実はこのHomePod、アメリカ市場では、発売直前の段階ですでに、出荷まで3〜4週間もの予約待ちをするほどの人気を博している。スマートスピーカーがトレンドとなっていた2018年2月にHomePodを投入(日本では2019年8月発売、3万2800円)した当初の状況からすると、大きく異なる手応えが、なぜ生まれているのか。

ホワイトのHomePod(第2世代)2台の実機で音楽を聴きながら考えていきたい。

第2世代は進化というより…

HomePodは、据え置き型のホームオーディオスピーカーだ。オーディオらしいメッシュのファブリックに包まれた、丸みを帯びた円筒形の物体で、高さ16.8cm、直径14.2cm。重さは2.3kgと、ずしりと重たい。第1世代と比べると、背はわずかに1cm低くなり、重さは200g軽くなっている。

通常、製品が進化すると、何かが増えたり、より高品位になったり、ハードウェア的な向上を期待するところだ。しかしHomePodは、上面のタッチパネル部分の光る領域が広がった以外、外からはハードウェア的な進化を確認することは難しい。

中を見てみても、ハードウェア的な向上を見出すことは難しい。第1世代で7つあったツイーター(高音用スピーカー)と6つあったマイクは、第2世代では5つのツイーターと4つのマイクに減らされている。またWi-Fiは、MIMO対応の802.11acから、802.11nに世代が下げられている。

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【音を聴くと、唸らざるを得ない】

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