モーニングスター

まだ資産運用をしたことがない
若い人たちへ 特別対談 浅田 舞 × 朝倉 智也

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投資信託(ファンド)の評価機関であるモーニングスターは1月30日、優れたファンドを表彰する「Morningstar Award“Fund of the Year 2014”」を発表した。今年で16回目を迎える同賞は、投資家の判断に役立つ情報として確固たるブランドになっている。「今後はさらに若い世代に資産運用に関心を持ってほしい」と語る同社の朝倉智也社長に、リスク商品への投資は未経験という浅田舞氏が率直な意見や疑問をぶつけた。

私も同年代の友人も
投資経験はありません

朝倉 浅田さんはスケート選手という印象が強いですが、最近はテレビ番組でもお見かけします。現在はどのような活動をされているのでしょうか。

浅田 フィギュアについては、第一線で競うような大会には出場せず、アイスショーへの出演やスケート教室に参加しています。あとは、スポーツキャスター・タレントとしていろいろなことに挑戦させていただいています。

朝倉 資産運用関係はいかがでしょうか。当社はファンドを評価する機関ですが、浅田さんは株式やファンドなどの金融商品に投資はされていますか。

浅田 実は、一度も経験がありません。私の周囲の同年代の友人たちも、投資未経験者がほとんどです。株式というと、値動きが激しく、リスクが大きいというイメージがあります。正直なところ、わかりにくいといったところが実感です。

朝倉 たとえば、現在上場している企業の数は約3500社あります。また、これらの株式や債券などに投資するファンドは約5000本もあります。初めての人は、選択肢が多すぎてどれを買っていいのかわからない。そのため、「わかりにくい」と感じる人が多いのでしょう。

「ファンドの第三者評価機関」である当社の存在意義はそこにあると感じています。米国のモーニングスターは1984年に設立されました。設立の目的は、金融機関と個人投資家の情報格差を埋め、第三者の立場で公正な情報を提供することでした。その思いは今も変わっていません。

浅田 朝倉社長とお話しできるということで、事前にモーニングスターのサイトを拝見したのですが、ファンドの評価がホテルやレストランの五つ星のように、星の数で示されているのはとてもわかりやすいですね。しかも、スマートフォンでも簡単に見ることができるのも便利だと感じました。

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