社内報アワード2022 ONLINE EVENT

ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
社内報をはじめとした組織内のコミュニケーション活性化のための活動「インターナルコミュニケーション(IC)」における国内最大級のコンクール「社内報アワード2022」の受賞企業を表彰するイベントが10月12日にオンラインで開催された。リモートワークの拡大などを背景に従業員の帰属意識、エンゲージメントを高める方策として企業側のICへの関心は高まっている。今回は、紙、Web/アプリ、動画など4部門に223社から474企画の応募があり、上位入賞企業の事例発表などを通じてナレッジの共有が行われた。
主催 ウィズワークス
特別協賛 コムネット、オフィスエンニチ、Jストリーム、真面目
後援 東洋経済新報社

講演
「社内報アワード2022コンクール」の応募作から見る企画の傾向

ウィズワークス
社内報総合研究所 所長
浪木 克文氏

各種社内報の制作、社内報アプリの提供などを手がけるウィズワークスの浪木克文氏は、2022年度の応募状況について講演。「Web/アプリ社内報部門への応募が、前年は全体の17%だったのが26%へ増加」「Web/アプリ社内報部門での受賞数がいちばん多くなった」「応募企画の3大テーマは①理念・ミッション・ビジョン、②コミュニケーション、③人物紹介」だったことを報告し、リモートワーク、副業・兼業などの促進により、インターナルコミュニケーションは企業経営にとって最重要テーマとなっていると分析した。

特別セミナー
社内広報における動画活用のトレンドと動画内製のポイント

Jストリーム
マーケティング部 部長
小室 賢一氏

紙からWebへのシフトが進む社内報では動画の活用も進んできた。動画はトップメッセージや社員・拠点紹介、イベントなどで、話し手の熱意や臨場感を伝えたい場合には効果的だ。制作に当たって、まず企画段階で目的を明確にすることが重要。撮影・編集を外部委託せずに内製化するケースも増えたが、収録時の雑音、適切な画質の選択など、留意すべきことも多い。企業の動画制作を支援するJストリームの小室賢一氏は、内製化需要に応えてプロ制作者が企業担当者にノウハウを伝授する同社のパーソナルトレーニングサービスを紹介した。

PRセッション
【動画コミュニケーションが持つチカラ】 ~思考や行動を変える、想いが伝わる映像制作のポイント~

真面目
代表取締役
平川 アズサ氏

「観た人の人生を変えるような心に残る映像を」という思いを持って映像制作をしてきた株式会社真面目は、企画から納品・運営までを一気通貫で手がけ、視聴時のモニターの大きさや端末、従業員の年齢構成や男女比など詳細なシチュエーションに配慮した映像づくりでクライアントの信頼を獲得。映像の内製化支援やイベント企画提案も含めて幅広い要望に応えてきた。平川アズサ氏は、伝わる映像にするためには届けたい人を思い浮かべて制作すること、同じ熱量を持つ外部パートナーを見つけてゴールを共有して進めることが大事だと強調した。

PRセッション
【PODCAST AWARDS推薦作品運営者が語る】社内ラジオ開始完全マニュアル

オフィスエンニチ
高間 俊輔氏

今年のJAPAN PODCAST AWARDS推薦作品にノミネートされた番組も運営するオフィスエンニチの高間俊輔氏は、訪問して番組を作成する「ラジオ社内報」の魅力を紹介した。ラジオは動画ほど編集の手間がかからない。聞く側は通勤時間や仕事しながらでも聞けるため、20分以上の長尺でも最後まで視聴しやすい。社長とのトークのような事業の内容に近いものや、新婚さん紹介など従業員目線の親しみやすいものまで企画はさまざまであること、音質によってリスナーからの印象が変わることなどの特徴にも言及した。

次ページ紙社内報部門/特集・単発企画 8ページ以上