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「上司のダブルバインド」に試したい3つの防衛策 「何でも質問して」→「それくらい自分で考えて」

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  • 大野 萌子 日本メンタルアップ支援機構 代表理事

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「何でも質問して」と言われたので質問したら、「それくらい自分で考えて」と言われた経験はありませんか?(写真:Taka/PIXTA)

こんにちは。生きやすい人間関係を創る「メンタルアップマネージャⓇ」の大野萌子です。

上司に「何でも質問して」と言われたので質問をしたら「それくらい自分で考えて」と言われ、もう聞けないなと悟った。「自分で判断して」と任された仕事を報告すると「なぜ先に相談しないのか」と責められて、どうしたらよいかわからなくなった。このように、2つの相反する命令を受けることで、混乱と負担を余儀なくされる関わりを「ダブルバインド」と呼びます。 今回は、さまざまなトラブルを生む原因となるダブルバインドについて、お伝えします。

2つの矛盾したメッセージ

ダブルバインドとは、「Double(二重)」と「Bind(束縛・拘束)」から成る造語で「二重拘束」を意味します。2つの矛盾したメッセージを受けることで、どうしていいかわからず精神的に追い詰められることを指します。

問題なのは、ダブルバインドをする側は、自覚も悪気もないケースが珍しくないことです。一方、言われたほうは「どっちが本音なの?」「どうすればいいの?」と困惑し、メンタル不調の原因になることも多いのです。特に、相手が上司だとそれ以上聞き返したり意見を言ったりすることもできず、状況が悪化するケースもあります。

また、リモートワークでは、これらがより起こりやすくなります。チャットなどテキストでのやり取りが多いため、内容が正確に伝わらず、捉え方の違いによってダブルバインドと感じることが増えるためです。

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【途中経過を知らされず指示される】

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