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「教えすぎず自分で考える場をつくる」 学長が語る|立命館大学 学長 仲谷善雄

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なかたに・よしお 1958年生まれ。大阪大学人間科学部卒業。神戸大学博士。立命館大学情報理工学部長、副総長を経て、2019年に立命館大学学長、学校法人立命館総長に就任。専門分野は防災情報システム、人工知能など。

──昨年発表した学園ビジョン「R2030・チャレンジデザイン」のポイントは?

先行きが不透明な中、われわれ立命館は社会に対してどんな貢献ができるのか。そのためにはどういう人材を輩出すべきなのかを議論してきた。その結果、「イノベーション・創発性人材を輩出する」「次世代研究大学を目指す」という2つの方向性に行き着いた。本学の建学の精神である「自由と清新」を現代的に言い換えたともいえる。

──イノベーション・創発性人材の輩出に関しては「RIMIX」を立ち上げました。

従来の人材育成での反省点は「教えすぎていること」。教えてもらっているうちは、教員が知っている正解を言えるようになるだけで、自分で問題や解決策を考えられる人材が育たない。

そこで教えるのは最低限にして、大学は自分で考える場や機会を提供することにとどめることが必要と考えた。

──一方で「次世代研究大学」についてはどう考えていますか。

大学というと教育が第一になりがちだが、それを支えているのは高度な研究力であり、探求力だ。

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