コロナ禍で活況を呈しているのが、競売の様子をネット上で動画配信するライブ配信型オークションだ。オークショニア(競売人)と入札を受け付ける社員とが会場で熱戦を繰り広げる様子を同時配信する。電話やウェブから遠隔で入札者が参加しても、手元の画面を通じて会場にいるような感覚を味わえる。
昨年7月には世界4都市の会場を順番にネットでつなぐオークションを行い、落札額は約500億円。ライブ配信形式が定着した結果、20年9〜12月期の売上高は前年同期比25%増となった。今年も順調にいくのではないか。
とくに活況なのが現代アート市場だ。状態を実際に見て買いたい古美術などと異なり、平面作品の現代アートはウェブで買いやすい。最近著しく値上がりしているのが、バンクシーに続くジョナス・ウッド、エディ・マルティネズなどだ。日本でも原宿的ストリート文化を反映した若手作家の価格高騰が目立つ。数百万円だった作品が短期間で何千万円という価格になっている。
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