東洋経済オンラインとは
ビジネス #カメラは生き残るか

カメラは生き残るか 徹底解剖 「三強」メーカーの生存戦略

8分で読める 会員登録で読める

ニコンはカメラ事業を本当に継続できるのか──。

多くのカメラユーザーは今、大いなる不安を抱いている。

2020年4〜12月期のニコンの営業損益は367億円の赤字(前年同期は215億円の黒字)に転落。21年3月期も650億円の営業赤字(前期は67億円の黒字)と、過去最悪となる見通しだ。

ニコンの業績が急激に悪化しているのは、売り上げの約4割(20年3月期実績)を占めるカメラなどの映像事業が不振だからだ。21年3月期の映像事業は400億円の営業赤字が見込まれ、2期連続の赤字となりそうだ。

デジタルカメラ市場には長く逆風が吹き荒れている。手軽に撮影できるスマートフォンに押され、デジカメの市場規模は急速に縮小。新型コロナウイルスの感染拡大もあり、20年のデジカメ出荷台数はピークだった10年の約14分の1に落ち込んだ。

「次はニコンか」

悪いニュースも相次ぐ。20年6月にはオリンパスが慢性的な赤字の続く映像事業を投資ファンド「日本産業パートナーズ」に譲渡することを決め、デジカメ市場から撤退した。ネット上では、「次はニコンか」との声も出る。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1週間以内の記事が対象