──フリーになって9カ月。何がいちばん変わりましたか。
テレビ東京を退社しようと思ったのが20年の年明けで、事務所に話したのが2月くらい。何度か「フリーになってもいいかな」というタイミングがありましたが、なかなか踏み出せず、決断するのには勇気が要りました。30歳という節目も大きかったです。
──キー局でかなりの年収だったと思いますが、正直、収入は上がりましたか。
上がりましたが、以前がそうでもなかったですよ(笑)。今は個人事業主です。確定申告を税理士さんにお願いしていますが自分でも勉強しています。働いた分だけ入りますが仕事がなければ収入もなくなるので、毎回のプレッシャーは局アナ時代になかったです。
実は私は本来、安定志向なのですが、これからは会社員が必ずしも安定とは限らない。業界の20〜30年後を考えたとき、もっと幅広いジャンルで、ネットやBS、動画配信にも出られることは、大きなメリットかなと。そうした状況も判断材料になりました。
──確かに規制業種であるテレビ局はコンプライアンス(法令順守)を過剰に気にしていますね。
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