オリンパスのカメラ事業譲渡、カメラ雑誌『アサヒカメラ』休刊──。2020年はカメラ業界にとって激動の1年だった。スマートフォンなどに押されて市場縮小が続く中、新型コロナウイルスが追い打ちをかけ、1〜10月累計のデジタルカメラの世界総出荷台数は前年同期比で約半減と苦境に陥っている。
生き残りのカギは、コロナ禍でも一眼レフに比べて回復の早いミラーレスカメラの商品強化だ。とくにプロ・ハイアマチュアから人気が高く、センサーサイズが大きいフルサイズで差別化できるかどうか。この市場で独走するソニーに対し、追うキヤノンは7月にフルサイズのミラーレス「EOS R5」を発売。生産が追いつかないほどの人気だ。
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