半導体の基板材料であるシリコンウェハー。世界シェアで首位争いをしているSUMCOの強みは。
──シリコンウェハーの需要をどう見ていますか。
先端デバイス用の直径300ミリメートルウェハーの需要が伸びている。とくにリモートワークの普及でパソコン、データセンター向けが活況だ。スマートフォンは買い替え需要が落ちているが、ウェハーの使用量が多い5G製品が増えたことで、需要減少が抑えられている。一方、多品種に使われる直径200ミリメートル以下のウェハーはよくない。とくに自動車関連が想定より悪い。
全体では今年後半がボトムだと考えている。その先はコロナ次第だ。自動車もスマートフォンもいつかは買い替える必要がある。コロナが下火になれば爆発的に需要が増えていくだろう。
──業界はかつて供給過剰で苦しんだことがあります。今後はどういう方針で増産しますか。
増産ペースは今の市場シェアを維持する程度にする。先端品の生産に必要な新しい装置は必ず入れる。最初は歩留まりが悪いが徐々に上げていく。市場の伸びに合わせて量も増えていく。
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