MHIヴェスタスは三菱重工業とデンマークのヴェスタスが折半出資して設立したタービンメーカーだ。同社のアジア太平洋地域リージョナルマネジャーを務める山田正人氏に日本の事業展開について聞いた。
──日本市場をどう見ていますか。
これから最も洋上風力が伸びるのはアジアだ。その中核の地位を占めるのが日本だと考えている。日本でも洋上風力発電を促進する新法が2019年4月に施行され、導入への環境が整った。いよいよ日本市場がテイクオフしつつある。当社も日本に軸足を置いて具体的なプロジェクトを実行できる体制をつくる。
──世界の投資家やサプライヤーにとって、日本の洋上風力は魅力的でしょうか。
IEA(国際エネルギー機関)は2019年に「オフショアウインドアウトルック」を公表した。日本は膨大なポテンシャルを持ちながらも40年時点で400万キロワットしか導入が進まないという予測だ。一方、韓国は2500万キロワットだ。これでは海外投資家やサプライヤーは、日本は大した市場ではないと素通りしてしまう。
日本政府も目標策定に取り組むと聞いている。一過性のものではなく、継続して導入が進んでいくような目標を示すことが重要だ。日本の目標設定に期待している。
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