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ビジネス #アシックスの「猛反省」

2大巨頭とは違う戦略で戦う インタビュー/アシックス 社長COO 廣田康人

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ひろた・やすひと 1956年名古屋市生まれ。80年、三菱商事入社。関西支社長を経て2018年1月アシックス入社。18年3月から現職。(撮影:今 祥雄)
創業者の鬼塚喜八郎氏の娘婿である尾山基会長から社長職を引き継いで1年7カ月。構造改革を進める廣田社長に狙いを聞いた。

アシックスの連結売上高は4000億円弱で、ここ10年間で約2倍に急成長した。成長を牽引してきたのが海外。1998年度に全体の3%程度だった海外の売上構成比は、2005年度には5割、直近の18年度では7割超に上っている。アシックスに入社してびっくりしたのが、この高い海外売上高比率だ。ただし、その売上高も15年に4000億円を超えて以来、足踏み状態が続いている。

主力製品はランニングシューズだ。過去を振り返ると、スキーなどウィンターレジャーが活況を呈したバブルの時期には、スキー製品をそろえるなど多角化を進めたことがあったが、バブル崩壊後はランニングシューズに回帰した。時代が異なるのでまったく同じというわけではないが、今回もファッション性の高いスニーカーブームに乗ってずれた軸を戻し、強いところをさらに強める方向に舵を切っている。経営資源をパフォーマンス(高機能)ランニングシューズに重点的に投入している。

ナイキ、アディダスは全世界のあらゆる領域のスポーツ用品で勝負する戦略だが、2大巨頭と同じ戦略では戦えない。アシックスはランニングが主力だが、その次にテニスとバレーボールで世界展開しており、ほかにも日本や米国でのレスリング、豪州でシェア9割を握るネットボールなど、強い地域と種目に絞って重点的に展開している。

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