次に「東大・京大合格者比率ランキング」を見ていこう。これは東大、京大の合計合格者数を卒業生数で割ったランキングだ。合格者数では規模の差が出てしまうが、この比率だとその差がなくなる。トップは筑波大附駒場の73.0%。今年、京大合格者はいなかったので、すべて東大の合格者となる。既卒生を含め、卒業生のほぼ4人に3人が東大に合格していることになる。
2位が灘の55.7%で、この2校だけが5割を超えた。3位は開成の48.6%だ。トップ3は「卒業時偏差値ランキング」のトップ3と同じ顔ぶれになった。
以下、4位東大寺学園、5位聖光学院、6位甲陽学院の順。近畿勢が強いのも特徴だ。
なお、近畿の学校の卒業時偏差値の順位が、首都圏の学校より低めなのは、私立大で最難関の早稲田大、慶応大への合格者が少ないことが影響している。
近年、1都3県(東京、埼玉、千葉、神奈川)から京大に合格するケースが増えている。京大合格者に占める同地域の割合を見ると、09年の6.6%から19年は13.4%と倍増。何を学びたいかはっきりしている受験生には、入試段階で学科を決められる京大の人気が高いようだ。東京にある44位の桐朋は21人が合格しているが、内訳は東大11人、京大10人でほぼ同数だ。



[表の見方]
卒業時偏差値が45.0以上で、延べ大学合格者数が卒業生数よりも多い中高一貫校を項目ごとに上位から掲載した。中学入学時偏差値データがないものは掲載していない。
[学力伸長度]
中高6年間でどれだけ学力が向上したかを試算したもので、算出方法は次のとおり。
学力伸長度=「卒業時偏差値(2019年)」-「中学入学時偏差値(2013年)」
中学入学時偏差値は、日能研の偏差値を使用。合格可能性80%を目安としている。日程や方式により複数の偏差値がある場合、最も低い偏差値データを採用した。また、参考値として2019年の中学入学時偏差値も併記した。
[卒業時偏差値]
駿台予備学校2018年度後期目標ライン(駿台全国模試の合格可能性80%のラインを基にした難易度)の全データを大学ごとに平均し各大学の難易度とし、高校別合格者データのある509大学について各校の「卒業時偏差値」を算出した。計算式は以下のとおり。
卒業時偏差値=(A大学合格者数×A大学難易度+B大学合格者数×B大学難易度+…)÷(A大学合格者数+B大学合格者数+…)
[大学合格者数]
高校別大学合格者数は大学通信調べ。私立大と一部の国公立大の合格者数は、各大学発表で内部合格者や推薦などの人数を含んでいないことがある。そのほかは各高校への調査による人数で、未集計や非公表の場合がある(5月末日現在判明分)。
なお、表にある大学合格者数のうち「国公立大医学部医学科」は防衛医科大を除く合格者数。「難関国立大」は北海道大、東北大、東京工業大、一橋大、名古屋大、大阪大、神戸大、九州大の合計。「早慶」は早稲田大、慶応大の合計。「MARCH」は明治大、青山学院大、立教大、中央大、法政大の合計。「関関同立」は関西大、関西学院大、同志社大、立命館大の合計。
別記事「上位校合格者数」は「東大・京大」「国公立大医学部医学科」「難関国立大」「早慶」「MARCH」「関関同立」の合計で国公立大医学部医学科合格者のうち東大、京大および難関国立大合格者との重複分については除外して計算している。
国は国立、公は公立、無印は私立。「─」は不明。▲はマイナス。
(出所:大学通信)
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