『ファクトフルネス』では、各国の所得・健康水準を表すバブルチャートが大活躍している。同書は著者の母国スウェーデンの過去から現在までの平均所得と平均寿命の推移を重ね合わせた図を掲載しているが、ここでは日本に置き換えて作成してみた。
図表1では、各国を示す円の大きさは人口を表す。貧しい国は左側、豊かな国は右側、平均寿命が長く健康な国は上側、不健康な国は下側に位置する。折れ線グラフは、終戦直後の1946年から2017年に至るまでの日本の推移だ。

1978年の日本は今の中国と同じ
日本は戦後、急成長を遂げた。図表1では過去のいくつかの年の日本と、現在似たような位置にある国名を記した。46年の日本は今のシエラレオネ(西アフリカ)より低い水準だった。それが51年に今のジンバブエに追いつき、60年代に今のインドやフィリピンを、70年代後半に今の中国を抜き去った。日本の団塊世代はこのような目まぐるしい変化の中を生きた。
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