都市型家電量販店のビックカメラは傘下に郊外型のコジマやパソコン専門店のソフマップを持つ。家電量販グループは、今後いかに成長を持続させるか。
──カメラ専門店を祖業に家電量販へ進出、またコジマを子会社化するなど業容を拡大してきました。
創業からの約40年間はまさに激動だった。カメラのような小物から白モノ家電、大型テレビへと取り扱いを拡大し、有楽町などに大型店を出したのが最初の転機だ。
その後、ソフマップやコジマを子会社化したのが第二の転機だった。ソフマップの傘下入りで、専門性の追求や中古市場におけるノウハウ強化が図れ、パソコンのサポートサービスや下取りサービスを提供できるようになった。
一方、コジマの子会社化では、全国に店舗網が広がって売上高が増え、仕入れ条件を改善できた。これで価格競争力もついた。
魅力的な商品なら縮小市場でも売れる
──今後の成長戦略は。
オムニチャネルが重要になる。中心はやはりEC(インターネット通販)だ。ビック、コジマ、ソフマップがそれぞれの特徴に合わせたサイトやアプリを提供する一方、ビックグループで在庫を共通化している。また楽天と提携して立ち上げた共同サイト「楽天ビック」もオムニチャネルの一環だ。楽天の顧客にもビックを認知してもらえる。
ECが広がっているといっても、リアル店舗しか利用したことがないお客様も多い。リアルとECをつなぐものとしてアプリがあると考えている。アプリでお客様に購買を呼びかけられ、さらには購買行動も分析できる。アプリを通じてECとリアル店舗双方を利用してもらえるようにしていく。
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