──入会のきっかけは。
Aさん 設立初期の頃、既成の宗教に批判的な大川隆法氏の姿勢への共感と精神世界への興味があったため入った。教団職員として働いたこともある。
Bさん 母親が信者だった。小学生の頃から支部に通って法話を聴いたり、布教のための冊子を近所の家にポスティングしたりしていた。教団が設立した「幸福の科学学園」の高校の1期生だ。
Cさん 心理学に興味があり、当時は読書会中心の学習団体との触れ込みだったので入会を決めた。
大川氏の書籍は持っているだけで功徳
──教団の書籍といえば、偉人や話題の人の名を冠した『霊言シリーズ』があります。
Cさん 初期の頃は真理だと思い新刊が出るたびに買っていた。
Aさん 職員として近くで見ていた頃は、大川氏がたくさんの本を読み込んで自分なりの理論を提示しようと努力していた部分もあったが、最近のものは軽薄で、インプットがまるで追いついていないとわかる。
Bさん それでも学生たちは真に受けている。学園の世界史の授業では霊言に基づいた話、たとえば坂本龍馬の過去世(前世)が誰で、といった話が普通に出てきた。生徒たちも「そうだよね、霊言であったよね」とすんなり受け入れていた。教団の本は全部図書館にそろっており、霊言も経典に近い位置づけで活用されていた。
Aさん 学習団体から宗教団体に変わったあたりから、大川氏の書籍は開運グッズ化され、フルコンプリート(すべて購入)があおられるようになった。読まなくても持っているだけで功徳があるという「積んどく功徳」がキャッチフレーズだった。
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